頼られる人は、頼ることが苦手?

こんにちは、ひろです。

僕は、もともとかなり仕事ができない人でした。

そこから、心理カウンセリングの効果もあって、ある程度「仕事ができる」ようになり、「頼られる」ことが多くなったんです。

心理カウンセリングを受ければ、誰しも「仕事ができるようになる」というわけではなく、それは個人差があると思います。心理カウンセリングの効果は、仕事ができても、仕事ができなくても、自己肯定感が上がったりすることにあります。逆に言うと、仕事ができる人でも自己肯定感が低い人もいます。

一般的に「頼られる」人は、他の人に対して「与える」ことができる人です。(「頼られる」=「与える」の構図)


しかしながら、「与える」ことができるようになると、その反面、他の人に「頼る」ことがしにくくなる場合もあるのです。(「頼る」=「(他の人から)与えられる」の構図)

例えば、僕の場合は、「過去の自分」があまりに苦しすぎていて、それを乗り越えてきた体験があります。

ですから、自分よりも周りにいる人を助けたくなる方向に意識が向きやすくなる、といった傾向があります。

そうすると、自分の成長が後回しになり、自分が他の人から「与えられる」ことで得られる自分の成長を得にくくなるというようなパターンになりがちです。

これを解決する方法は、自分が周りを助けたりすることも大切ですが、それと並行して、自分が「頼る」、「(他の人から)与えられる」体験を見つけていくことなのではないかな、と思っています。