結果を出すことを目標にするか、行動することを目標にするか、そのバランスの取り方が重要

僕はITの技術資格を取ろうと、5月から少しずつ勉強していました。

資格を取ろうとしていたのは、これまで貯めてきた技術知識を何らかの形で残しておきたかったのと、新しく得ておきたい知識もあるからです。

ただ、勉強しながらも、ちょっと苦しいな、重いな、と感じることが多々ありました。

「ちょっと苦しいな、重いな」と感じる原因

こういうとき、僕は「なぜ、自分がそう感じるんだろうか?」と、その原因を振り返るようにしています。

今回も、「これ(ちょっと苦しいな、重いな、と感じる)はどうしてなんだろう?」と振り返ってみました。

そして、振り返った結果として、僕は、資格を取得する「結果目標」に囚われていて、「行動目標」に意識を払っていなかったことに気づきました。

さて、今、「結果目標」と「行動目標」という言葉を書きましたが、これらの言葉を聞き慣れない方もいらっしゃるかと思います。

ここで、「結果目標」と「行動目標」の違いについて触れようと思います。
書籍「やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ」の記述を引用します。

「結果目標」とは、「今月の売上目標○○万円」「企画を○本通す」「資格を取得する」といった結果を重視した目標のことです。

一方の「行動目標」とは、結果を出すために必要な具体的行動にポイントを目標に置いた目標です。営業の例で言えば、「今月10件成約する」が結果目標で、「毎月30件電話する」「1日1件既存顧客を訪問する」「週に200通ダイレクトメールを発送する」というのが行動目標になります。

やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ 大平信孝著

僕は、結果を目標にしたとき、それを達成する際の難易度が高ければ、達成するまでは負荷をかけ続けなければならない、そんな行動を取りがちです。

しかし、今回、資格を取得するために「毎日、30分は勉強する」、「土日で1時間勉強する」といったように行動を目標にしてみたら、ハードルが低くなり、自分に軽さが生まれやすくなりました。

これは、「結果目標」が悪くて、「行動目標」が良い、ということをお伝えしたいのではなく、その都度、自分の状況を見てバランスを取りながら、目標の設定を調整したら良いのではないかということをお伝えしたかったのです。

人によって、無意識で設定している目標には特徴があります。

なにかうまく行っていない、そんなときは、自分に合った目標の立て方の工夫をしてみることも良いのかもしれません。自戒を込めて。笑

参考文献:やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ Kindle版
大平信孝著

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