「自意識」って何だろう、って思うわけです、最近。
「自意識」に意識を向けるようになったのは、僕が参加しているインプロ講座がキッカケ。
それまでの僕は、誰かと会話している最中でさえ、その話を集中して聞いておらず相手と会話していたようです。すべてではないと思うけど。
自意識って、そもそも、他者が自分のことをどう思うかを指し示す言葉。
つまり、僕は、誰かと会話する時でさえ、自分のことを周りからどう思われるか気にしていることがある、ということ。
そのとき、何が起こりやすいか?
それは、目の前の人と会話しているようで、実際に会話していない瞬間があるのかもしれない、ということ。
自分の世界で(自意識で)、相手に話しかけているだけで、
もしかしたら、相手の反応や感情を見ていない瞬間があるのかもしれなくて、会話は自分からの一方通行だったりして。
つまり、その瞬間、自分の伝えた一言が、相手にどんな影響を創り出しているのかまでは自分がキャッチしていない可能性がある。
当然、それが身の周りの人との関係性に影響に与えている可能性もありうる、ってことです。
で、こういう症状(?)に自分が気づいた時に必要なことは、自分が喋りたい衝動が出そうなときほど、自分は黙って相手を感じ取ること、そして、相手が言っていることを聞くことが必要。
だから、僕は今、それを練習中。
もし、自分に自意識が強く出ていることに気づいて、自分が黙ることに抵抗を強く感じる人は、自分自身の存在についての危機感や不安感を持っている、とも言えるのではないかと。
例えば、
「間(ま)」が怖い人がいる。
なぜなら、それは自分の(何も発していない、空っぽの)存在を見られるのが怖いから。
空っぽの自分には、存在価値がない、とカラダが思い込んでしまっているから。
自分から話す割合が多くて、相手が話す割合が少ない、そんなことはありませんか?
それは、もしかしたら、自分の存在について、危機感や不安を抱いているかもしれませんね。
かくいう僕も他人事ではありません。
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