インプロの3日間ワークショップに参加!得られるものが大きかった!

インプロの3日間ワークショップに参加!

表題の通り、4/27-4/29の3日間、インプロアカデミーが主宰するインプロのワークショップに参加してきました。

僕が初めてインプロアカデミーの体験会に参加したのは、2022年11月。

そのきっかけは、以下のようなものでした。

  • もともと自分が「自己表現をしたい!」という欲求があった
  • こういう講座ってどんな風に運営されているんだろうか?
    参考になりそうなら、今後自分の講座にも取り入れていきたい、という想い

初めて体験会に参加した時に、自分から思わず出た言葉に自分で笑ってしまい、周りも笑い転げてしまった、そんな体験が僕の魂を喜ばせてくれました。

それが当時の僕にとっては嬉しかったんです!

1年のブランク、そして、インプロ体験会、基礎コースからの再開

その後、さまざまな状況が重なり、約1年ほど参加をお休みしていました。

その1年の間に人前に立つ機会が増えました。

でも、人前になると緊張して、自分をうまくコントロールできない、そんな自分がいたんです。

ふと、「今の自分に必要なのはインプロで、『いま、ここ』を感じる」ことなんじゃないか、

と思い立ち、改めて、体験会を経て基礎コースへ参加するようになりました。

そして、基礎コースで出会った人たちの雰囲気が醸し出す、人としての「在り方」がとても素敵で、

この人たちを見習いたい!

だけど、それは「真似」じゃなくて、そして「やり方」でもなくて、自分から自然に出てくるものなんだよな、と感覚的に理解!

自分にとって必要なことがやはり「インプロ」にあるはずだ!

そこで、「3日間集中してワークショップに参加しよう!」と決意しました。

必要なのは「思考」じゃなくて、「試行」なんじゃないか?

3日間の初日、久しぶりの頭痛で憂鬱

初日は朝から頭痛で始まりました。

僕はインプロの楽しさは知っているけれど、周りと自分を比べた時の、自分との差に気づきやすく、そこを痛く感じやすいんです。

たぶん、この頭痛は、それを想像して引き起こしているんじゃないかな、と思ったりして・・・

(僕は、人と比べること自体は悪いことだとは思っていなくて、なぜなら、自分にとって必要なものを理解しやすくなるから)

そして、1回1回、自分のなかで振り返って気づくことはあるんだけど、また、頭が重くなっていきました。

2日目、アホでいると決める!

2日目から、自分の中での「振り返り」を止めることにしたんです。

なぜなら、頭が重くなるのは、「もう考えるのを止めたら?」というメッセージかもしれない、と思ったから。

そして、今回のテーマは「アホでいよう!」って決めた。笑

ボーッとしていていい、というか、ホントに頭が回らない状態だったから、ボーッとせずにはいられなかったんだけど・・・

そしたら、「うまくいくこと」、「うまくいかないこと」、両方あった。

でも、「うまくいかないこともあって当然だよな、きっとみんなもそうなんだ、そうに違いない!」と思って、あんまり深く考えないことにした。

3日目、発表会!

午前中、発表会の流れを軽くさらって、午後は本番の発表会!

発表会のとき、誰と組むかも分からないのに、カラダは自然と前に。

ほんと頭が空っぽの状態のまま(笑)、出されたお題をもとに、ステージでパートナーや仲間と組みました。(「ステージ(舞台)」という舞台装置があるわけではないです)

やってみて、思ったことは、

インプロは自分だけで完結しない。

一緒に組むパートナー、仲間と一緒に作り上げるもの。

自分の意思とは別のところで、仲間から自分の思いがけない言葉が返ってきたりする。

そして、その思いがけない言葉が、自分の表現力を豊かにしてくれる。

そして、これがとても楽しいんだ!

途中、「これを言ってしまっていいんだろうか?」って怖さが出たりしたんです。

だけど、「言ってみる!」体験をしました。

これって、「思考」じゃなくて「試行」なんじゃないか。

発表会のあと一緒に組んだパートナーとの振り返りで気づいたことがありました。

例えば、「怖い!」って伝えるのに躊躇する時、「怖い!」という単語は一つです。

でも、その根底には、もう少し理由や背景がある、ということ。

人って、直感的に何か言葉やイメージが浮かんだとしても、それは表層のものだけだったりして、その裏に隠れている深い感情や想いには自分で気づかないものなんだな、って。

自分の深いところ(意識の根底)にある感情や想いに気づいて、それを表現できるようになったら、どれだけ、表現の幅や、相手との関係性を広げることができるんだろうか、って思ったんです。

そして、僕の場合、普段は、頭のどこかに、その場の「暗黙のルール」を自分で設定してしまって、それに縛られていることに気づいたんです。

誰かが言ったことを絶対と思ってしまったり。

もちろん、絶対の場合もある。けれど、それがすべてではない、ということ。

「言っていい」「言ってはいけない」とか、時として、確かに空気を読む必要がある部分はあるかもしれない。

でも、それが絶対ではない。

そこに縛られる必要はないんだな、って改めて思いました。

3日間、とても得るものが大きかったです。

ありがとうございました!