最終更新日 2024年12月29日 by 斉藤宏明
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太陽のカードの概要

左側の子どもがまだ歩き始めたばかりなのか、おそるおそる前に進もうとしているように見えます。
そして、右側の子どもが「そうそう、ゆっくり歩けば大丈夫だよ!」と肩に手を掛けて応援しているのでしょうか。
とはいえ、そんな応援をしている右側の子どものほうも不安定な体勢であり、お互いに似たり寄ったりの状況にも見えます。
空に輝く太陽は、2人をじっと見つめている、というわけではなく、真っ直ぐ前を見ています。
それはあたかも「子どもなんて、放っといても勝手に育つもんだから大丈夫よ!」なんて思っていそう。
正位置
私的なものと公的なものとの両立。協調。真の意味で相手の考えを尊重できる。合理性と神秘性の両立。気づき。発見。
逆位置
うまく自己表現できない、わがままになってしまう。公私の両立が困難。ギクシャクした対立。
太陽のカードに割り当てられた数字の解釈
太陽に割り当てられている数字は「19」です。
数秘術の考え方では、奇数のため、外に向かっての働きかけが強い傾向があります。
19は、1+9=10。
この10を、さらに分解して1+0=1として考えることができます。
つまり19は、1、10、19の要素を持っています。
(1は「魔術師」、10は「運命の輪」のカードに割り当てられています。)
1は形にこだわらない、言うなれば過程重視の立場、もう一方の10は結果主義の立場です。
19は、1と10の調停的な第3の視点によるスタートを意味します。
1も10もスタートを意味する数字ですが、折り合いがつきそうに見えない2つの考え方です。
ここで19が入ることによって新たな視点で、折り合えなかった2つが共同でスタートすることを意味するのです。
太陽のカード:図像の解釈
カードには様々な絵柄が描かれています。絵柄が置かれている位置によってメッセージを伝えていると考えられています。


背後の塀:
2人の子どもがある程度限定された場にいて、そこで成長していることを意味しています。
2人の子ども:
一番下の感覚的・物質的なところにいます。
2人とも足元がおぼつかず、お互いに支え合っているように見えます。
でも、元々は、価値観や考え方、行動様式が異なる者同士。
例えば、自分にとっては目障りな相手が目の前にいるとして、でも、その相手の姿は、自分が見ないようにしている自分の姿かもしれないのです。
心理学では、自分が許可していないことを相手に投影して、それができる相手のことを疎ましく感じる仕組みがあります。
1人の人間のなかにも、こういった相反する考え方・欲求があります。
片方を肯定し、片方を否定するのではなく、双方が協力しあうことで前進する様子を示しています。
参考文献: