「恋人」のカードにおける数秘・図像を含めた意味と解釈

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恋人のカードの概要

恋人

恋人のカードを見ると、真ん中にいる男性が2人の女性に囲まれていて楽しそうです。

ただ、自分からではなく、周りから話しかけられているようで、対応に忙しそうな印象も受けます。

それを上空にいる天使が、「そっちの人じゃないよ、こっちの人だよ!」と強制的に意識を向けさせるようにしているようにも見えます。

恋人のカードでは、自分が選択しようとしても、結局は自分の意識しないところで、すでに自分が進むべき方向性は決められている、そんなことを示唆しているカードです。


正位置
適応する、調和する。

逆位置
かみ合っていない相手や環境。相手や周りの影響を受けすぎている。

恋人のカードに割り当てられた数字の解釈

恋人に割り当てられている数字は「6」です。

6は、2の倍数であり、かつ、3の倍数でもあるので、相手に振り回されてしまう性質がありつつも、生産性の方向を変えていけることを示唆しています。

また、6は、三角形が2つ重なって六芒星を描くことで表現できます。
上向きの三角形が自らの創造性を示し(内から外)、下向きの三角形は外界からの反応(外から内)を表現しています。

つまり、周りの環境との相互の働きかけを表すのです。

しかしながら、6自体が偶数であるため、外界からの働きかけに対して受動的です。

周囲に対して極端に敏感であり、人だけでなく、環境や職場、人生の生き方なども結びついて、人生を展開していきます。

さて、絵柄には天使も含めて4人描かれています。

4という数字は皇帝のカードにもあるように安定性、固定性を表し、選択の余地がありません。

自分で選択できるように見えて、実際は選択の余地がないことも示しています。

数秘術で共通している6の意味としては、調和やバランスがあります。

6の系統の数字
15(15=1+5)がありますが、それは悪魔のカードに割り当てられています。

恋人のカード:図像の解釈

カードには様々な絵柄が描かれています。絵柄が置かれている位置によってメッセージを伝えていると考えられています。

図像の解釈
恋人

上空の天使:
矢を向けているので、不思議な縁が働きます。
天使の居場所が社会的な立場を指すところにいますが、素朴さや純粋さを大切にしています。

3人の顔の位置:
自分の目的を公的レベル、個人的レベルでも表現できることを指しています。
恋愛のみでなく、仕事や対人関係でも展開を望めそうです。


参考文献:


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