やりたいことを探している人は多いです。
でも、そもそも、あなたが「やりたいこと」を探すのは、なぜなのか?
「やりたいこと」ができると、幸せになれそうだから?
それとも、今、自分の置かれている状況に対して不満があって、「やりたいこと」が見つかると、その不満が解消されそうだから?
なぜ、こんな問いかけをしているのかというと・・・
かつてのボクは、自分が置かれている環境に対して悲観的で、「やりたいこと」が見つかれば、幸せになれるものだと思っていたからです。
でも、実際は、やりたいことも見つからないし、現状に不満を抱え続け、苦しんでいた時期があったから。
そして、もし、あなたがそんな状況にあるなら、これからご紹介する、たった2つのアプローチ方法を試すことで、「やりたいこと」を探さなくても、そんな課題が解消するかもしれません。
「やりたいこと」を探して、結果として 「やりたいこと」が見つかった場合でも、この方法を試すことは決して無駄にはならないはず。
今回の記事は、僕が職場で体験した例をもとに纏めてみました。
目次
逃げようとすれば、何度でも同じ状況に追い込まれる
以前のボクは、仕事がつまらない、職場の上司・同僚が苦手、仕事を押し付けられるのが嫌、など、様々な課題を抱えていました。
課題が発生する度に、 「あの上司・同僚がいなければ・・・」、「こんな仕事できるはずがない」などと、周りのせいにしていたのです。
でも、どの職場にいっても、苦手な上司や同僚はいるし、難しい仕事ばかりの環境で、自分にとって快適な環境が現れる気配はありませんでした。
では、なぜ、自分にとって快適な環境が現れなかったのか、簡単に理由を説明すると、それは、自分自身が身の周りの環境に影響を与えるような「積極的な関与」をしていなかったからです。
積極的な関与をしていない理由
僕が周りの環境に対して積極的な関与をしていなかった理由は、自分の無意識の中に「自分はできない」「自分が周りに影響を与えられるほど力を持っていない」という前提があったからです。
僕は、周りに対して自分の意見を伝えられない、自分の思ったとおりに物事を運べない、と思い込んでいました。
そして、「できないに決まっている」と、最初から諦めた状態で仕事をして、「あぁ、やっぱりできなかった」と、事実確認をするために仕事をしていただけでした。(これ、無意識にやっているので気づかないんです。)
この状態を周りの人の立ち位置から見るとどうでしょう?
上司も同僚も、僕からは何も言ってきていないし、そして、「できなかったこと」だけを伝えてきている。
当然のごとく、上司や周りの同僚は「あいつ、仕事してない・・・」と自分に対して厳しくなるわけです。
それで、僕は環境に不満を持っている。おかしいと思いませんか?
僕自身が引き起こしている現象を、周りの人のせいにしているだけだったんです。
現状を変える、たった2つのアプローチ方法とは?
結論をお伝えすると、周りの環境が変わるためには、以下のことが必要です。
- 自分が思っていること、感じていることを率直に上司や同僚にきちんと伝えること
- 自分の目の前にあることに対して、「できる」前提で、全力で取り組むこと
自分が思っていること、感じていることを率直に上司や同僚にきちんと伝えること
自分の中でだけで思ったり、感じているだけでは相手には伝わりません。
相手に伝わって初めて、相手はあなたの現状を知るのです。
そこで、実際に環境に変化が起こるかどうかは分かりません。でも、あなたが伝えることで、現状が変わる可能性があるのです。
もし、現状に変化が訪れなかったら、何度でも諦めずに伝えることが大事です。
それでも、変化が訪れなかったら、そのとき、別の選択肢を考えるようにしましょう。
自分の目の前にあることに対して、「できる」前提で、全力で取り組むこと
自分が「できる」か「できないか」は問題ではなく、自分が「やる」か「やらない」かが重要なのです。
「できる」前提で、物事を進めることは、慣れないうちは自分にとって修羅場となります。
今まで「できない」ことにしておけば避けられていたことが、「できる」ことにすると、目の前のことから逃れられなくなるからです。
でも、それは同時に「できる」前提をもって生きると、自分の可能性が信じられるようになります。
自分に対して必死になること、それは自分の魂を燃やすことにつながります。自分が「生きている」実感を持てることになり、それは結果として「幸せ」になっていることかもしれません。
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