突然ですが、過去において、 ボクは、自分のミス・失敗を隠す人でした。(笑)
当然、それは仕事において、上司から注意を受けたり、叱られたりするのが怖かったからです。
しかし、あとになって気づいたことですが、実は他にも理由があったのです。
「理想の自分」と「現実の自分」の差
ボクは仕事が「できる人」でありたかった。
できる人は、ボクの中における「理想の自分」です。
なぜ、 「できる人」 でありたかったかというと、現実の自分は、「できない人」であったから。
「できない」ことをボクが受け入れることは、ボクがボク自身を「否定」することであり、そんな「できない」自分は存在してはいけない、受け入れられない、と(無意識では)思っていたからです。
このように無意識に思い込んでしまった背景には、過去において、ある作業で失敗したことで「周りから相手にされない」と感じる体験をしたからです。
「周りから相手にされない」体験は、もう 2 度と体験したくない。
「今後も相手にされるためには、失敗を知られてはいけない」。
だから、失敗を隠していたのです。
失敗を隠さずに話すと、どうなるか?
失敗を隠さずに話すのは怖いですよね!笑
でも、失敗を隠すことには、実はとても自分のエネルギーを必要とします。
もともと 100% の力を発揮できるところ、失敗を隠すことに、 30%、 40% の力を奪われてしまい、その分、本来の仕事にエネルギーを注げなくなり、余計に仕事ができなくなるという悪循環になります。
(これは、こちらの記事で書いたことと同じです。「仕事で指示されたことを頻繁に忘れる場合の解決方法」)
でも、失敗を隠さずに話せば、少しの間、痛く感じますが、それ以後は仕事に集中できるようになります。
↓こんな感じで叱られることって、かなりのブラック企業でなければ、そんなにないのではないかと。笑

そして、実は、周りの人は、あなたが失敗を隠していることは分からないかもしれませんが、「あなたが仕事ができない」、ということは薄々気づいていると思います。
なぜなら、そういう雰囲気があなたから出てしまうからです。おそらくボクもそうだったことでしょう。笑
さらに伝えると、失敗しない人はいないんです。周りの人は、自分の失敗をそんなに重いものだと思っていないかと。
どうせ周りに気づかれているなら、失敗を認めてしまったほうがラクではありませんか?
そして、失敗を伝えることで、逆にあなたの信用は高まります。
最初は怖いかもしれませんが、是非お試しあれ!
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