仕事で指示されたことを頻繁に忘れる場合の解決方法

こんな経験がありました。ボクは、上司などから指示されたことは覚えているのに、実作業に取り掛かるときなどには急に忘れてしまい、再度上司や先輩社員などに聞きに行くと「あのとき、『分かりました! 』 って言いましたよね?」と何度も注意される状況。

ボクと同様な経験をしてる人は、割と存在するんじゃないかと思っています。
今でこそ、そのようなことはほとんどなくなりましたが、以前はとてもひどい状況でした。

本人は、指示された内容はきちんと覚えているし、頑張っているんです。
しかし、注意されても注意されても、なかなかその行動を「直す」ことができず、「どうして、ボクはできないんだ?」って自分を責める以外に方法がない状況に陥るのです。解決策が自分でもよくわからない状況です。

さて、これには、ボクは原因があると思っています。

原因 :相手の顔色を伺い、指示を聞くことで精一杯

ここでは、人々には「能力的に差がない」という前提で話を進めます。(厳密には、持って生まれた才能などは人によって違うので、その意味では、当然のごとく差がありますが、世界一や、日本一を競い合うという状況でもない限り、ほとんど差はないものと考えます。)

そして、さらに、各個人は等しく 100% の力を発揮できる能力を持っている前提とします。

過去に何かの作業で失敗した経験があって、周りの人から注意や指摘を受けた場合、人によっては「自分の存在を否定された」、もしくは、「その場にもう自分は存在してはいけない」などのような「恐怖」を感じることがあります。(これは、各個人の感受性の問題です。)

そうすると、この人は、もう注意や指摘は受けたくないと身構えて、必要以上に上司や周りの人の顔色を伺うようになります。

失敗すると、「自分はその場に存在してはいけない」状況なのですから、本人にとっては「失敗は許されない!」のです。

さて、ここで、どんなことが起こるかというと、先程のもともと 100% の力を発揮できるところ、上司や周りの顔色を伺うことに 30%、 40% の力を奪われ本来持っている力の 70%、60% しか力を発揮することができなくなるわけです。

また、同時に、「失敗しない!」ことに意識が向けられるため、自分が取り組む物事に「完璧」を追い求めるようになります。人によって、「完成」や「達成」の基準はマチマチであり、人によって、あなたに伝える「評価」が異なります。不明確な基準に沿った「評価」を追い求めることは、もともとあなたが持っているエネルギーの浪費になります。

結果として、指示された内容を忘れてしまう、ということに繋がったりします。

解決策

逆説的な回答となりますが、注意されること、指摘されること、叱られることに対して、自分に許可を出してあげることです。「注意されてもいい」「指摘されてもいい」「叱られてもいい」と。

注意されても、間違いを指摘されても、叱られても、そのことだけで、自分の存在が否定されるわけではありません。もし、言われたら、そのとき「ごめんなさい」と謝ればいいのです。そして、今、やるべきことだけに集中するのです。

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